うさぎとかめ
ページアクセスの皆様 ごきげんよう!
迷い込んでアクセスした方も
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ありがとうございます❤️
何事にも意味があるって思っている猫の深爪です。
さっそく
♪ もしもし かめよ~ かめさんよ~
世界の うちで お前ほど~
歩みの のろい 者はない~
どうして そんなに のろいのか~ ♪
ウサギが亀を嘲笑った唄ですが、皆様もご存知ですよね?
そして、そのベースとなったイソップ童話の【ウサギと亀】のお話も一度は読み聞かされて、このお話から教訓を得て育ちましたね。
(@ ̄ρ ̄@)ほよよ。
あなたにとって、このお話はどんな教訓を手に入れたお話でしたか?
(@ ̄ρ ̄@)ほよよ。
きっと多くの方が、亀から教訓を得たのではないかしら?
つまり・・
真面目にコツコツやれば、どんな強敵にも打ち勝つことができ、
努力は報われる・・・と。
(@ ̄ρ ̄@)ほよよ。
実はこの物語のせいで、幼少時代だいぶ悩まされたのよ〜
なんて理解し難い話なのかと全然納得できなかったのです。
(@ ̄ρ ̄@)ほよよ。
不思議で不思議でたまらないところは・・・?
亀はウサギに“のろま”を嘲笑われたことがきっかけで、それを覆そうと思い勝負をすることになる。
物語はここからスタートしたはずよ!
そこまでは負けず嫌いの私も納得できてよ。
馬鹿にされたら、当然のごとく倍返しよ!
しかし、その後がいただけない・・・。
(ㆀ˘・з・˘)
勝負するレースが陸上戦ですって!?
負け戦ではないですか!!!
何故、海上戦にしなかったのか?その無計画さにガッカリですわ。
(@ ̄ρ ̄@)ほよよ。
亀の時速は、陸上戦で大目に見ても
0.35km/h よ!
対するウサギは、野兎で最高速度
70~80km/h なのよ!!
チーターが110km/hで凄いというけど、ウサギだって俊足ランキングでは輝かしい成績を納めているのですよ。
これが海上戦になれば亀は3km/hになるんだから泳げないウサギに対抗することが十分可能だったはずなのに・・・・
なんてまぬけで情けないのかしら。
こうなってくると、不得意分野で戦わされた、馬鹿でのろまな亀事件!
という見方だわ。
このレースを引き受けた亀は勇気ある行動ではなく、相手の戦略にはめさせられた大バカ者じゃございません?
これはまさしく匹夫の勇であって、とても幼児教育には似つかわしくない物語だとおもってしまうのよ〜。
もっと気に食わないのは・・・?
実際に勝負をして亀が勝ってしまうという腹立たしい結末。
現実社会で生きていてそんな奇跡みたいなドラスティックな結末ってあるかい!!
💦失敬。
そんな結末ありえないわ!!!
と大声で叫びたくなるわ。
さらにイラッとさせたのが、
「亀さんすごいね~☆」って亀にフォーカスが当たること!
亀が優れているという評価方法は、果たして正当な判断であるのかと疑問符をぬぐいきれない・・。
物語だから仕方ないと、どうにか押さえつけていたはずの私の前頭葉が
亀を賞賛する発言でついに爆発よ💥
o(`ω´ )oやんや、やんや。
「はあ~~? 亀が勝ったのは、亀が優秀だったからではなく、たまたまライバルが手を抜いたからだし・・・。」
「もしも、相手が怠けたり、サボったり、手を抜いたら勝てるかも・・・??」
みたいな運任せで期待する感覚が性に合わないし、受容し難いわ。
たまたま勝負に勝てたことを称賛するのは、お門違いも甚だしいし、子供だましもいいところよ!!
o(`ω´ )oやんや、やんや。
かけっこをしているのなら、途中で立ち止まらないのは普通で、亀も普通。
決して秀逸性があるとは思えない。
o(`ω´ )oやんや、やんや。
1時間かけて350mしか進めない亀と比較すると、時速70kmで脱兎のごとく馳せるうさぎ・・・
むしろ、注目すべきは、ウサギの方ではありませんこと!?
o(`ω´ )oやんや、やんや。
200倍の能力差をもって、ウサギはなぜ負けたのか?
こちらの方がずっと興味深いわ。
まず・・・
どんだけ寝るのよウサギさん!!!???
( ˙-˙ )
ウサギにフォーカスをあててみましょう。
彼を反面教師にして教訓を得るべきと思いますので、まとめてみますネ。
どんなに優秀でも、睡眠をむさぼってなにもしないようであれば、200倍の能力差をしても馬鹿をみるということ!
ウサギが自分の能力を過信するのは褒められたことではないけれど、問題はそこではなくて怠け者が過ぎるということではないかしら?
世にも恐ろしい睡魔の魅力・・・。
これに打ち勝たなければ、自分の優れた能力も不意にしてしまうという教訓が
“ウサギと亀”
から得られる最大の学びだと私は思いましたの。
そして、大人になった今、何メートル競走だったのか気になって気になって・・・
試算してみることにしました。
【情報】
カメ 時速 0.35km/h (5.8m/分)
活動時間 昼
野兎 時速 70km/h (1166m/分)
活動時間 夜
少なくともレースは日中行われたわけですから、亀に有利な条件ではあるが、もしも長期戦になって日が暮れてからでは形成が逆転して、かめは兎にサクッと抜かされてしまう。
つまり、レースは12時間以内で決着がつかなければならないことがわかる。
また、少なくともウサギはスタートダッシュもしていること、後半亀に越されたことに気が付いて追いかけたが、ぎりぎり亀に追いつくことはできなかった。
~それら条件のもと、考えてみましょう。~
仮に、スタート3分でウサギがいきなり寝たとしても、3.3km以上の差が開いていることになる。
では、亀が3.3km先のウサギに追いつくのにはどれだけの時間がかかるのだろうか?
3300m(距離)÷ 5.8m/分(速さ)
= 約568分(時間)
→これだと、追いつくだけで約9.5時間もかかってしまう。
物語が成立するかしら?
ウサギが居眠りしたところが中間地点だとして、亀に追い越されたのに気が付いて、今度はウサギがカメに追いつこうと疾走する。
中間地点からゴールまでさらに3300m。
当然かめは倍の時間歩いた計算になるし、その同じ時間ウサギは寝ていたことになる。
9.5の倍・・・19時間も居眠りした計算ね。
このままだと、ウサギの活動時間の夜に突入してしまうということは、埋めることのできない距離が永遠広がる一方だからウサギが大敗するエンディングにはならないわ。
ロジックが崩壊すると物語を湾曲してしまう。
少なくとも、日中の間に決戦したのだから、何としても12時間以内に決着させなければ!
亀は12時間でどれぐらい進めるのかしら?
720分(時間) ÷ 5.8m/分(速さ)
= 4176m(距離)
つまり、約2km地点て居眠りを始め、亀がゴール寸前までいったところで焦って追いかける構図であれば、
ぎりぎり夕暮れ手前で決着つきそうね!!
え?
ええ?
兎はたった2分弱で休憩したということ!?
2000m(距離) ÷ 1166m/分(速さ)
= 1分51秒
そして、亀がゴール寸前まで行っていたところをギリギリ勝てなかったという設定にすると・・・
2分進んで12時間寝て慌てて2分かけて追いかけようとした・・・。
これが最長の距離。
( ˙-˙ )
【ウサギ】70km/h → 1166m/分 → 19.444m/秒
【カメ】0.35km/h → 5.8m/分 → 0.0966m/秒 9.6cm/秒
1秒ごとに約19.34mの開きがある。
時間にすると
10秒進んだ結果はウサギが194mで、カメが96㎝
カメが194m進むのに・・・1980秒(33分)かかる。
カメが10秒進むごとに、ウサギは32分50秒寝てよい計算。
ウサギが32分50秒より1秒多く寝るか、少なく寝るかでどちらに軍配があがるかが決定される!?
o(`ω´ )oやんや、やんや。
ウサギさんに新たな疑問がでてしまったわ。
なぜ、ウサギはゴールしてから寝ようと思わなかったのかしら・・・?
今また、ウサギが反面教師として大切なことを教えてくれた気がする。
変な切り口で、つらつら書いてしまって失礼しました(´-`).。oO
皆様はこの話をどう感じます?
最後に余計なお節介❤️
あなたは、この物語に出てくるウサギとカメであればどちらが自分だと思いますか?
もし、あなたがカメなら戦い方を間違わないようにすることをお勧めしますし、
相手がサボるかサボらないかで自分の勝ち負けが決まるような無謀な勝負をしないと戒めにしてほしいと思いますの。
もしも、あなたがウサギならば、そのもっている能力を自分の弱さ(怠慢)によって封印させることのないように自分を鼓舞してほしいと思いますわ。
【注意】
私はひねくれているのではありません。ただ、物事が腑に落ちないのが性に合わないだけです。
ウサギだろうがカメであろうが、
勝ちパターンは必ずあります。
自分の能力の把握と手段に整合性がとれれば・・・。
ぜひ自由な感想をお聞かせいただければ幸いです。
猫の深爪でした。
see you❤︎